無駄な経験なんて何一つない できるだけたくさんの経験をする

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経験を積むことで、自分を高めることができます。

経験についていろんな面から考えてみました。

目次

経験は誰もが持っている武器

私自身、これまでいろんな経験をしてきました。

学生生活→大手通信会社に就職→退職して税理士試験に専念→会計事務所に就職→税理士試験合格→別の会計事務所に転職→税理士登録→独立

この流れで税理士になっているのは、多分、私一人でしょう。

というか、それぞれの個人が全く違った経験をしています。全く同じ人はいないわけで。

それだけにそれぞれに個性があって、他の人と接することは楽しいですし、他の人から学べることもたくさんあります。

自分の過去の経験が後になって生きてくることだってあります。

過去の経験がこんなところで生きた

私の場合であれば、こんなところでこんな経験が役に立ったと感じています。

会社の経理をやってから税理士試験を受験

会社にいた頃に子会社に出向になったことがあり、そこでは経理の人間は私ひとりだけ。

そのときにやったことのない法人税、消費税の申告書を作ったり決算をまとめました。

いまとなれば、めちゃくちゃカンタンな申告書でしたが、当時は25歳くらい。

パニックになって書籍を買い漁って作成した覚えがあります。

当時の会社では社員が申告書まで作って、最後に税理士の署名をもらっていました。

税理士試験で法人税や消費税を受験したときに、この経験が生きました。

受験で勉強しているときにも、この会社員時代にやった経験があったため、実務をイメージしながら勉強することができていました。

実務でやった申告は、大した内容ではないですが、その経験で税理士試験の勉強がしやすかったことは事実です。

わかりやすい資料を作成する

会社員の頃はExcelやWordを使うことが多く、当時の上司がExcelにしてもWordにしても、凄く見やすい資料を作る方で、私も真似から入ってオリジナルに変えていきました。

このときに得たスキルは、今税理士業をする中でもすごく役にたっています。

振り返ればすべてがいい経験として今に活きている

税理士になるという目標が最初から定まっていれば、会社員になって遠回りすることなく、もっと早く税理士になっていたのかもしれません。

でも、会社員になっていなかったら、上司や同僚との関係性や大企業の組織というものを学んでいなかったはずです。

前述の申告書を作成した経験も税理士試験に活かせていないでしょう。見やすい資料を作るという意識もスキルもなかったかもしれません。(今もあるとは言えませんが・・・^^;)

例えば、大きい会社に勤務して、在庫管理や事務用品の購入、売上、人事管理といった各システムと経理を自動連動させているERPシステムなどを見ているから、「そういうことができるんだ。」という発想も生まれてきます。(今では結構普通のことかもしれませんが。)

見たり、聞いたり、実際にやってみたりといった経験をしていなければ、アイデア、発想も出てこないのではないかと個人的には思います。

自分の経験値を高めるには、インプットもアウトプットも大事ですが、インプットをするだけでもアイデア、ひらめきの種にはなります。

アウトプットが遅れても、学ぶ機会が目の前にあるなら、気付きのために前向きに行ってみることもオススメです。

 

【編集後記】
新年の仕事を開始しました。確定申告の仕事もありますが、できるだけ負荷を分散できるように動いてみようと思います。マイナンバー面倒です・・・。

 

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