税理士受験のための専門学校の講義も始まっています。
この時期に自分なりの勉強のスタイルを作っておきましょう。
税理士受験は最初が肝心 気を抜くと置き去りにされる
税理士受験は競争試験です。今年の発表はまだ先ですが、合格率は例年1割ちょっとと考えると、やはり厳しい試験です。
税理士試験は、ほとんどの科目で、学校で何度もやった問題とは一味違った問題が出題されます。
そういった問題に対応できるかどうかは、運も強い要素になってきます。
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なので、多くの受験生がやってくるであろう学校で学んだことについては、しっかり抑えておきたいです。
そのためには、最初、つまりこの時期がすごく重要になります。最初のペースがそれ以降の勉強のスタイルにもなっていきます。
学校で学んだことをできるだけ自分のものにしていくためにも、最初から全力で望むべきです。
とはいってもそれは勉強の時間の話であって、睡眠時間を削ったりしてもそれは逆効果です。
休むときはしっかり息抜きをしましょう。勉強も息抜きもどちらも全力です。
ここで気を抜いた勉強をしていると、かなりの確率で、周りの人にあっという間に置き去りにされてしまいます。
もちろん必死で追い上げれば差を縮めることもできますが、周りの人も同じだけの時間勉強しているので簡単ではありません。
最初は緩やかでも上り坂はすぐにくる 色濃く勉強をする
特に初めて受験する方の場合には、この9月はやるべき勉強も少ないです。
毎回の講義を受けると1つずつ積み重ねられていき、10月、11月と時間が経過するに連れて学んだことはドンドン増えていきます。
複数科目やっていたらさらに増えていきます。
そして、新しいことを学ぶと、前にやったことは忘れてしまいます。11月、12月になれば9月にやったことを忘れていることもあたりまえにあります。
だからこそ9月、10月のこの負荷が少ない時期に、忘れにくくしておく必要があります。
このぐらいの濃さでは消えるのも早いですが・・・、
このくらい濃ければ、簡単には消えません。
9月、10月の早いうちにやったところは、全力で、できるだけ濃くしていくべきです。
色を濃くするには 計算も理論も繰り返し
色を濃くするにはどうすればいいでしょうか。同じ箇所で何度も丸を書くことで色は濃くなります。
同じように、何度も同じ問題を解くことによって、少しずつ自分のものにしていくことができます。
最初の頃の問題を簡単だからと軽視して2〜3回と言わず、忘れない頃にやり直し、5回でも6回でもやりましょう。
色を濃くしておけば、色が薄いものと比べて色が消えにくくなります。
税法の場合には、計算に加えて理論もあります。
理論は、とりあえずは学習カリキュラムに従って覚えていけばいいと思いますが、一度やったものはできるだけ繰り返し見直すようにしましょう。
最初のうちは、苦しいかもしれませんが、後の負担感は確実に軽くなります。
受験中に実力テストの時に覚えた理論を試験後に一旦は忘れてもいいと言われ、見事に忘れて、後で苦労した覚えがあります。^^;
多くの人はそれでも思い出すのかもしれませんけど、私の場合には完全にキレイさっぱりに消えてしまい・・・。
この辺りは個人差があるかもしれません。
眺めるだけでも見直しして、色が薄れないようにしましょう。
これからたくさんの論点が出てきます。負荷が軽いこの時期こそに負荷をかけて、負荷を平準化しておきましょう。
今から受験をするとしたら、受験時代の頃とはまた違ったアプローチをするかも。^ ^
【編集後記】
昨日は、一日事務所で仕事。長男(1)の荒れ具合が日に日に増していきます。女の子と男の子ではまた違った感じで大変ですが、それが面白くもあります。