カメラで写真を撮っていてピントがあいにくいということもあります。
そんなときはあえてマニュアルフォーカスにするのがおすすめです。
ピントを自動であわせるオートフォーカス
カメラで写真を撮るときに、かるくシャッターボタンを押すと、枠が緑色に表示されてピントをあわせてくれます。(SONYの場合)
これがオートフォーカスです。そのままシャッターボタンを押せば、枠に収まっている龍神丸にピントがあった写真を撮ることができます。

多くの写真はこれで撮ることができるのですが、万能ではありません。
オートフォーカスがうまく合わせられないこともあるのです。
・暗い場所(光が少ないとセンサーが被写体の輪郭をつかめない)
・ガラス越し、金網ごし(動物を撮るときなどは手前のおりにピントがあってしまう)
・近くでの撮影(花や小さいものを撮ろうとすると、AF(オートフォーカス)が前後にずれる)
といった場面です。
レンズには最短撮影距離というものがあり、最短撮影距離以上は離れないとシャッターを切れないのですが、それとはまた別のはなしです。
ピントがうまくあわないときに、マニュアルフォーカスを使う手もあります。
ピントをあわせにくければマニュアルフォーカス
マニュアルフォーカス(MF)は、オートフォーカス(AF)と違って、手動でピントをあわせる方法です。
というと、オートフォーカスしてくれるのに、なぜマニュアルフォーカスにする必要がある?と思われるかもしれません。
ただ、自動に任せていると、前述したような写真を撮るときにうまくピントを合わせることができないのです。
レンズにあるAFとMFの切り替えスイッチをMFにあわせると、マニュアルフォーカスに切り替わります。

ピントを合わせるには、ファインダーを覗き込んで、レンズにあるリングを回しながら手動で調整します。
たとえば、このレンズ、SONY 24mm F1.4GMは最短撮影距離が24cm。近くまで寄れるレンズでも、被写体が小さくピントをあわせにくいのですが、

マニュアルフォーカスにして、レンズのリングを回して、ピントがあうところで写真を撮れば、風鈴にピントをあわせて撮ることができます。

これは蓼科湖で食べたミントソフト。
左手でソフトクリームをもった状態なので、わたしの腕も短いので…最短撮影距離もあり、ピントがあわせにくいわけですが、

マニュアルフォーカスだと、ミントソフトにピントを合わせて撮影できます。
これがオートフォーカスだとピントが奥のものに合ってしまったりとわずらわしいのですが、マニュアルフォーカスだと、じぶんで調整するので「勝手に」というのはありません。
オンラインでもマニュアルフォーカス
写真を撮るだけでなく、オンラインで話すときにもマニュアルフォーカスが使えます。
カメラを使ってじぶんの姿を映すときに、オートフォーカスだとじぶんが動くと被写体認識がズレて、カクッと画面が動きます。
映像を見ている方からすると、気になるものです。
ここでレンズをマニュアルフォーカスにしておくことで、じぶんが動いたとしてもレンズのピントがズレることはありません。

マニュアルフォーカスで事前に話をする立ち位置周辺にピントを合わせていますから、じぶんが動いても、カメラが他にピントをあわせにいくということがないのです。
ということで、カメラがオートフォーカスだとしても、マニュアルフォーカスも使ってみましょう。
それぞれの強みを知ることで、カメラに触れるのがより楽しくなります。
【編集後記】
昨日は早朝に長男(10)とホテルの露天風呂へ。
前日の夜は何も見えませんでしたが、
朝は緑も多く、景色もよかったです。
その後、ホテルを出発して、
ヴィーナスラインに乗って
女神のテラス1830へ。
道中に鹿が山道を横切ったり、
猿が出てきたりしたので、
おそるおそる進みましたが、
無事到着。
景色もよく楽しめました。
その後、妻のリクエストで
TSURUYAで買い物してから、高速で帰りました。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
女神のテラス1830
女神湖
スーパーマーケット TSURUYA
上島珈琲店 日本紅茶のティーソーダ