TAC税理士 実務家セミナー実況中継 原稿作成~本番まで考えたこと

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昨日はTAC名古屋校の実務家セミナーで話をさせて頂きました。

(所長という肩書はどうもしっくり来ません・・・。^^;)

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TACで講演させて頂きました

今回、セミナー当日までに準備したこと、考えたこと、振り返ります。

目次

セミナーで話す内容をどうするか 税理士だからこそ伝えられること

今回、ご依頼を頂いたのが「実務家セミナー」ということで、「税理士試験を合格した後、どういうことを考えて何をしたのか、ということをフリーで話をしてもらえれば。」という割と自由なテーマでした。

テーマがフリーであることをマイナスに考えるのか、プラスに考えるのかということがありますが、

私自身は制約がないということで、内容はむしろ決めやすかったです。

税理士受験生の方が多く参加されるというのは、ある程度予想できました。

自分が参加者の皆さんの立場であれば、どういったことを聞きたいのかということを考えればいいわけです。

そこで一般的な実務の話ではなく、

  1. 税理士としてどういったことを考え、行動しているのか?
  2. 税理士として独立して食べていけるのか?

といった内容を中心にお話をさせて頂くことにしました。

ブログを書いていることの効果 思考のアウトプットができている

今回、私が強く意識したことは、参加して頂いた方に何か1つは気づきを持って帰っていただきたいということでした。

これまで自分なりに考えてやってきたことは、自分としてはいいと感じたからこそやってきたことです。

全てではないにしても、「何か1つは、参加者の方のきっかけになるようなことがあれば。」と思いました。

これまでの講師の方はあまりレジュメを使わないということでしたが、私は下記の点からレジュメを作っていくことにしました。

  1. 伝えたいことがいろいろあり、レジュメがないと伝えることを漏らしてしまうかもという懸念があった
  2. セミナーが終わった翌日以降も振り返ってもらうなど活用してもらえるかもしれない(勝手な考えですが・・・)

記憶だけでは、どうしても忘れます。(私はそうです。)レジュメはパワポで作りました。ページ数は目次など含めて22ページです。

このレジュメを作成する際にブログで日々記事にしている効果を感じました。

日々ブログで書いていることは、自分なりに考えていることを記事にしたものです。

記事にしていることでアウトプットできているため、スライド自体の内容構成・作り込みは一から考えるより明らかに早いものでした。

まぁ、それなりに時間はかかりましたが、自分のスキルアップにもなると考えました。

費用対効果だけで測れないものもあります。

本番で気をつけたこと 話し方 目線 時間配分

8月20日の本番当日の午前中、少しレジュメを見ながら、練習してみるもなかなかうまく行かず、聴きやすく話ができるかどうか不安だなという気持ちもありました。

私の場合は本番直前が一番緊張します。

そんな不安を抱えたまま、15時を迎えました。時間は45分です。少し短めです。17人の方にお集まり頂きました。

先日、税理士試験が終わったばかり、休みたいはずです。そんな中、ご参加頂いた皆様には本当に感謝です。

TAC運営の方としてはもう少し参加して欲しかったようですが、私からしたらちょうどいい人数です。多くなればなるほど緊張してしまう可能性があります。^^;

自分なりに1つ目標を決めました。それは45分という時間内で上手にまとめることができるかということでした。

これまで話をさせて頂いた時は1時間~1時間半くらいでした。

レジュメの内容も時間から考えたら厚くしたので、少し不安ではありましたが、バランスよくまとめることもトレーニングになると考えていました。

話をさせて頂くにあたって、気をつけたのはこんなことです。

最初に質問をして聞いている方に参加して頂く

最初にこちらから一方的に話をしないようにしています。聞いているだけというのもけっこう大変です。

私の場合には最初にいくつか質問をして手を挙げて頂いたり、話を聞くようにしています。

例えば、昨日の場合であれば時間の関係もあり挙手をして頂きました。

「税理士受験中の方はどれくらいいらっしゃいますか」

→ 税理士受験を考えている方2~3人、税理士受験中の方 → それ以外の方

「税理士試験に専念されている方はどの位いらっしゃいますか」

→ 税理士受験専念 2人 仕事しながら受験 → それ以外の方

「Kindle Unlimitedというサービスご存知な方いらっしゃいますか?」

→ 誰も知らなかった。

最後の質問は税理士受験で日々頑張っている方達には、愚問だったかもしれません。^^;

でもこんな感じで手や口を動かしてもらうことで参加して頂くように意識しています。

できるだけ前を見る 下を向かない

今回、これが意外と強敵でした。TACにはプロジェクターがないという問題がありました。(教室も広いのでプロジェクター写しても見えるかどうかわかりませんが・・・)

プロジェクターで投写されていれば、下を向くことは少ないと思いますが、プロジェクターがないと丸暗記でもしなければ無理です。

結果、どうしても少しは下を向いて資料を確認することになります。なので、これをできるだけ少なくするようにしました。

話をしているときはひとりずつの目を見ながら話をする

これは私がプレゼン研修に参加した際に学んだことですが、話を聞いてくれている方の目を1人1人見ながら話をするようにしています。

 

話し手が注意しないといけないのは、ついつい特定の人だけを見て話をしてしまうということです。

これにより「自分には伝えようとしてくれていないのか。」と感じさせてしまうことになり、前向きに話を聞こうとして頂いている方のモチベーションを下げてしまうこともありえます。

できるだけみなさん1人1人と目を合わせるようにしました。

皆さん、強く頷いてくれていましたので、ここはある程度できていたかと思います。

時間配分

45分という時間にまとめきれるかというのを目標に話をさせて頂きましたが、これは目標達成ならずでした。5分くらいオーバーしました。

運営の方からは、後が何もないので多少過ぎてもいいよとは言われていましたが、これは今後に向けては反省すべき点になりました。

伝えたいことを絞ってまとめるといったスキルも必要なのかもしれません。

 

こんな感じでセミナーも無事終了しました。あっという間でしたが、いろいろいい経験をさせて頂きました。人前で話すスキルも繰り返しが必要だなぁと改めて感じました。

後でTAC運営の方からご連絡を頂き、アンケートの感想でも殆どの方に満足との回答を頂けたとの連絡を頂きました。多くの方に満足頂けたようでよかったです。

また1つ経験を積むことができました。


【編集後記】
昨日は、午前中に小学校の行事に参加後、午後から実務家セミナー、ご参加いただいた方、TACの皆様ありがとうございました。夕方からはTACのお世話になった講師の皆様と懇親会に行きました。いろいろな話を聞けていろんな意味で勉強になりました。^^;また機会があれば積極的にチャレンジしたいです。

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