確定申告で税金が戻ってきたら どこに振り分けるかを考えてみる

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確定申告をすれば、税金が還付されることがあります。

このお金をどうしていますか。

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確定申告でお金が戻ってくる そのお金っていくら?

フリーランスの中には、報酬をもらうときに源泉徴収される人がいます。

例えば、私のような税理士や社労士、FP(ファイナンシャル・プランナー)やカメラマンの方なんかもそうです。

そういった人は確定申告をすると、報酬をもらうときに天引きされた所得税の還付を受けることができるケースがあります。

会社の役員やサラリーマンの方でも、住宅ローン控除を受けていれば、所得税が戻ってくることがあります。

さらに、小規模企業共済やiDeCo(個人型確定拠出年金)をかけているような方も、確定申告や年末調整をすることで、税金が減ることになリます。

結果、同じような効果が得られます。

確定申告あるいは年末調整で戻ってきたそのお金、いくらか把握していますか?

ただ、「戻ってきた。」というのではなく、「いくら戻ってきた。」、「いくらの減税効果があったか?」ということを意識しておきたいものです。

お金に色はない 意識していないと流れていく

お金に色はありません。

確定申告で税金が戻ってくると、預金に振り込まれ、他のお金と一緒になります。

たいてい、手取りのお金が増えたと感じてしまい、意識していないと何も考えずに使っちゃいます。

特に小規模企業共済やiDeCo(個人型確定拠出年金)は、掛け金が全額所得控除、住宅ローン控除については、税額控除になるという税制優遇のメリットにより戻ってきたお金です。

何も考えずに使ってしまったというのでは、せっかく戻ってきたそのお金は、多くの場合、将来のために活かされていないことになります。

お金の使い方を考えてみる 投資?貯金?消費?

戻ってきたお金がいくらなのかを把握して、そのお金を別枠においてみる。

そして、そのお金のうち、一部を使って小規模企業共済やiDeCo(個人型確定拠出年金)の掛け金を増やしてみる、金融資産の運用資金にしてみる、事業設備を買うのに投資してみる、使わずに貯めておくなど振り分けてみることを意識してみましょう。

住宅ローン控除で戻ったお金であれば、そのお金は使わずに、住宅ローン控除が終わったときの繰上返済の資金として貯めておいてもいいでしょう。

もともとなかったお金。

将来を考えて、使い方を決めてみることも大事なことです。

戻ってきたお金を、「手取り収入が増えた~」と喜んで何も考えずに使ってしまうのではなく、「いくら戻ってきたか?」、「そのお金をどのように使うのか?」といったことを意識してみましょう。

年金の財源が当てにならない以上、将来のお金は自分でも意識して作っていく必要があります。

【編集後記】
昨日は1日オフ。公園に行ったり、コストコに行ったり、家族での時間を楽しみました。そのコストコで、先日買ったBOSEのBluetoothスピーカーが2,000円値上がりしてました。ラッキーなタイミングで買えました~。家の中で持ち運べるのが快適です。^_^

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