私なりの税理士試験の受験科目の選択 きっかけは小さなことでもいい

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税理士の資格をとるためにした税理士試験の受験。

税理士試験の科目を選択するときの選び方は「何を学んでみたいか」でした。

目次

税理士試験の受験科目

税理士試験にかけた期間は4年間。最後の1年は会計事務所に勤務しながら。

税理士試験は全11科目の中から5科目を選択して、その5科目を合格する必要があります。

会計科目の簿記論や財務諸表論こそ必須ですが、税法科目は選択。

税法科目は法人税法、所得税法、相続税法、消費税法、住民税、事業税、固定資産税、国税徴収法、酒税法といった科目があります。

その中から、私は法人税法、相続税法、消費税法を選択しました。

科目の選択基準は人それぞれでしょうが、私の場合には将来の独立したときの仕事を考えて、申告書を税理士が作成するものでした。(科目の中には住民税や固定資産税など市町村が計算して課税してくるものもあります。)

そして、学んでみたいと思えるかどうかでした。特に相続税法については、知識ゼロだったわけで。

税理士試験は長い期間かかるので、そういう気持ちも必要な要素だと感じています。

選択理由は小さなことがきっかけ

受験科目を選択するときの基準として、私の場合には税理士試験を受験する前の会社員の経験が活きました。

会社員時代に子会社に出向。そこで設立1年目の法人税の申告書や、消費税の申告書を自分ひとりで作成しました。

今にして思えばすごく簡単な申告書ですが、そのときは知識ゼロで必死でした。

会社では税理士ではなく、社員が申告書を作成していました。税理士は最後にチェックをします。

なので、法人税法や消費税法については、わずかですがイメージがわいていたので、勉強もしやすいと思って選択しました。

会計の2科目は必須なので、残り1科目を相続税法にするか、所得税法のどちらにするか。

当時の会社の顧問税理士の先生に「退職して税理士受験をすることになりました。」とあいさつをしたときに「相続税法は勉強しておいたほうがいいよ。」というアドバイスを頂き、興味を持っていたこと。

あとは当時、所得税の合格が難しそうだと言われていたこと、早めに合格したいと考えていた私は相続税法の選択を決意しました。

結構、選択の理由としては、思いつきのような感じですが、きっかけってそんなものじゃないでしょうか。^^;

学んでみたいと思う気持ちを成長させる

選択のきっかけは、「学んでみたい」というなにげないものだったかもしれませんが、その後、税理士事務所を転職するときにも相続税の申告など、資産税をやっている事務所ということで探したことを考えると、その気持ちはそれなりに育っていました。

実務でも相続税の申告も経験し、相続ネタで話をさせてもらったりすることも。

きっかけはささいなことでも、学んでみたいと思った気持ちを成長させることもできます。

何がきっかけになるかわからず、思ったことは大事にしてみましょう。

考えたことを忘れないためには、こういったツールでメモしておくことも欠かせません。

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