数字が読めるようになるための工夫 桁数を減らす、イメージ図にしてみる

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数字はなかなかすぐに読めるものではありません。

ちょっとした工夫をすれば読めるようになります。

目次

数字を読めるようになるには

事業の成果を確認するときに欠かせないことは数字を見ること。

これまで自分がしてきた事業の実績を数字であれば客観的に、具体的に評価することができます。

例えば、事業が順調に進んでいると一言にいっても、どのくらい順調なのかはハッキリとわかりません。

でも、数字を使うことでどのくらいの売上になったのか、利益になったのか。

キャッシュは前年に比べてどのくらい増えたのか、あるいはどのくらい投資したのか、毎月いくら返済しているのかといったことも金額で把握することで、その成長を量的に把握することができます。

そのためにやはり数字を見ることは欠かせません。

ちょっとした工夫をして、何度も数字を見ていくことで数字を読めるようになります。

数字を見るときは桁数を小さくする

数字を見るときには、ちょっとした工夫が必要です。

桁数が多い数字が並んでいても、なかなか見る気にはなりません。

(少なくとも私は見たくなくなります・・・。^^;)

 

実際、1円単位まで読む必要はないです。

1円まで読もうとすると、結果的に全体を把握できなくなります。

たいてい、上場企業などは決算書でも千円単位や百万円単位で表示されていることが一般的です。

投資家にとって見やすい情報を提供することを意識しているためです。

たとえば、円単位を千円単位で表示してみると、かなり印象が変わるのではないでしょうか。

この表示方法には、設定をちょっと変更することで簡単にできます。

千円単位表示に変更する方法

① 設定をしたいセルで右クリックしてショートカットメニューから「セルの書式設定」をクリック

②  「セルの書式設定」→「表示形式」をクリック

③  「分類」欄 → 「ユーザー定義」をクリック

④  「種類」欄に「#,##0,」と入力する(0の後に「,」を入力する)

⑤  「OK」ボタンをクリックする

ちなみに百万円単位で表示するには、「#,##0,,」と入力すればできます。(0の後に「,,」を入力する)

数字を見るにはグラフなどイメージ図から

また数字を読めるようになるためにはグラフなどのイメージから入っていくことも有効です。

数字で見ていてもよくわからない動きもグラフなどにしてみると、数字を読めなくてもどこがどう変わったかは把握することができます。

傾向として上がっているのか、下がっているのか。前年と比べてグラフの動きはどうなのか。

そこから数字に入っていってもいいでしょう。

とくにわかりにくいとされる貸借対照表もイメージ図にしてみると違いがわかります。

ただ、その年だけを見ていてもわからないので、前期や前々期と比べてどう変わったのかを見るなどしてみましょう。

数字が読めれば、現状を把握した上で何をするべきかの対策も早めに打つことができます。

【編集後記】
昨日はお客様を訪問。その後に近くにあるすすきの亭へ。長男が少しずつ意思表示をするようになってきました。子どもの成長は早いですね。(^^)

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